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配信グラフ

メールトラフィックの発生状況を折れ線グラフで表示します。

どのくらいのメールトラフィックが発生しており、その状況がどうなっているのかを視覚的に確認することができます。

グラフを参照する

  1. 管理コンソールの「配信レポート」タブをクリックします。

  2. 左側のリストから対象のサーバ構成を選択します。 APIユーザーごとのログを表示する場合は、サーバ構成の「+」をクリックしてリストを展開し、対象のAPIユーザーを選択します。

  3. 「配信グラフ」タブをクリックします。

    配信グラフ

  4. 配信グラフは、1分毎のメールトラフィックを折れ線グラフで表示します。

    グラフ種別 説明
    queued メールリレー元サーバーからメールを受信した件数を表します。
    succeeded SMTP通信が成功し、宛先サーバーにメールが送信できた件数を表します。
    failed SMTP通信が失敗し、宛先サーバーにメールが送信できなかった件数を表します。failedは、宛先サーバーから恒久エラー(ユーザ不明など) の応答があった、DNSで宛先サーバーが解決できなかった等の理由により発生します。
    deferred 宛先サーバーから一時エラー応答があったため、メールを再送している件数を表します。 deferred は、宛先サーバーの一時的な負荷や障害によりSMTPセッションが接続できなかった、SMTP通信で一時エラー応答を返却された等の理由により発生します。 deferred となったメールは、メールスプールに戻して時間を置いてから再度送信を試みます。 このため、1通のメールに対して、複数回の deferred が記録されることがあります。

配信グラフは以下のパラメータで集計することができます。

パラメータ 説明
集計単位 「全体」または「ドメイン」を指定します。ドメインを選択すると主要なISPごとのメールトラフィックを集計します。
開始日時 集計を開始する日時を YYYY-MM-DD HH:MM 形式で入力します。
集計期間 グラフにプロットするデータの集計期間を指定します。
ドメイン 集計単位に「ドメイン」を指定した場合に表示されます。集計対象とするISPドメインを指定します。
送信IP 集計単位に「ドメイン」を指定した場合に表示されます。特定ドメインで送信エラーや遅延が多い場合、送信IP単位で受信規制が発生している可能性があります。特定の送信IPでのみエラーや遅延が多く発生していないかを確認することができます。

メモ

集計パラメータに送信IPを指定した場合、queued のグラフは表示されません。