HENNGE K.K.

株式会社waja 導入事例

Customers Mail Cloud の安定したメール配信を評価しています。原因不明の不達メールが減り、カスタマサービスへの問い合わせやメール運用の負担も大幅に削減されました。



株式会社waja
http://www.waja.co.jp/

株式会社waja エンジニア 安藤大輔氏



世界のファッションを販売するマーケットモール「waja」および3つの専門マーケットを運営

―  wajaについてご紹介ください。

マーケットモールであるwajaは、3つの個性豊かな専門マーケット「WORLDROBE」「REASONアウトレット」「FASHION CHARITY PROJECT」の運営を通じて、 他の場所では出会えない、手に入らない、 魅力溢れる商品を提供しています。 取り扱いブランド数は2,500以上、商品数は常時50,000点以上を取り揃えています。

これらのマーケットは、独自のECプラットフォーム「waja」と、検品、採寸、情報登録、写真撮影、在庫管理から決済、発送、 問い合わせ対応まで一貫して担う「フルフィルメント」により実現しています。 出品者と購入者の間にはwajaが立ち、世界のファッションを安心して楽しめる場を提供しています。

顧客との取引メールやマーケティングメールの配信に利用

―  Customers Mail Cloudの利用状況について教えてください。

wajaでは、販売にあたりシステムからお客様へ、 受付や商品発送などを連絡するためのメールを送信するためのメールサーバーとして利用しています。 また最近では、マーケティング活動の中で一斉配信するメールなどにも利用しています。

―  月間のメール送信数を教えてください。

現在のひと月あたりのメール送信数は、400万通以上になります。

不達メール対策へと積極的に取り組むも、自社だけの対応では限界

― 以前は、どのようにメールを送信していたのでしょうか。

自社で構築・運用していたメールサーバーを使用していました。

― Customers Mail Cloudに切り替えた理由を教えてください。

導入当時、取引数が増加するのに比例して、お客様に届かない「不達メール」の絶対数が増加していました。

当然ながら、メールが届かないこと自体大きな問題なのですが、加えて、不達メールが増えるとお客様からの問い合わせも増えます。 カスタマサービスの負担を減らすためにも、不達メール対策は重要な課題の一つとなっていました。

もちろん、それまで手をこまねいて見ていたわけではありません。 システム担当側でも、バウンスメールを確認したり、バウンスメールが戻ってこないパターンを分析したりすることで、 到達率を高める対策に取り組んでいました。

しかし、当時の私たちには到達率を上げるための知識やノウハウが足りず、 自社だけの対応で到達率を大きく改善するのは難しい状況でした。

そのようなとき、Customers Mail Cloud の存在を知り、早々に採用することにしました。

メールの不達は、お客様にご迷惑をかけるだけでなく、カスタマサービスやシステム担当者の負担にもなっていました。」(安藤氏)

HDEの経験に基づいたノウハウやサービス内容を高く評価

― Customers Mail Cloudを採用した理由を教えてください。

採用を決めた主な理由は、次の通りです。

【理由1】HDEならではのノウハウが機能に反映されている
HDEの話を聞くとメールの到達率を上げるために、通信会社ごとのクセのようなものや、 スパム判定されないようにするための送信方法などがあることがわかりました。 もちろん、そのような手法やノウハウは一般的に公表されているものではなく、 国内のメール事情に精通しているHDEならではの経験や実績をベースに開発されたものです。 そのノウハウや手法がサービスに反映されているので、 当社側で意識しなくても利用できるという点は重要な評価ポイントでした。

【理由2】導入のハードルが低い
ECシステム側に大幅な追加・修正をする必要がなく、メールリレーやDNSの設定を変更するだけで利用することができました。 システム連携を検証するために無料トライアルが利用できることも評価ポイントでした。 システムの利用料金も使った分だけ負担すれば済み、思ったような効果が出なかったり、問題があったりすれば、 すぐに元のシステム環境に戻すことができるので、導入の手間もリスクも低いと考えました。

【理由3】導入実績が豊富で信頼性も高い
メールサーバーにトラブルがあれば、メールを送信できなくなってしまいます。 Customers Mail Cloudは導入実績も豊富で、サービスの信頼性も高いので安心して利用できると判断しました。 実際、サービスの導入から今までメール送信ができなくなるといったトラブルはなく、 安定したメール配信環境を提供して頂いています。

「見える化」でカスタマサービスやシステム運用担当の負担も軽減

― 導入前の課題は解消されましたでしょうか。

Customers Mail Cloudの利用を開始してから、原因不明の不達メールは明らかに減ったと思います。 その結果、これまで月に何件かカスタマサービスからエスカレーションされてきた重要な不達メールの報告もほとんどなくなり、 システム担当者が不達メール対策に追われることも少なくなりました。

また、不達メールがあったとしても管理コンソールの送信ログ検索機能で「いつ、だれに、どんなメール」を送ったのか、 そのメールは送信成功しているのか否か、などがすぐにわかるので、メールサーバーのログと格闘することもなくなりました。

もう一点解消できたのは送信エラーアドレスのデータ反映です。 Customers Mail Cloud は API を介して送信エラーとなったアドレスを取得できます。 エラーログを1時間ごとに自動取得し、リアルタイムでメールアドレスのデータをスクリーニングできるようになり、 精度の高いメールマーケティングができるようになりました。

Customers Mail CloudとHDEへの要望・期待

― 最後に、Customers Mail Cloud および HDEへの要望や期待があればお聞かせください。

Customers Mail Cloud を利用することで自社で構築したメールサーバーの運用から解放されました。 送信ドメイン認証や、SMTP通信の暗号化対応など最新のメール運用ノウハウをサービスとして提供して頂けるので、 とても感謝しています。引き続き、これまでと変わらない丁寧かつ高度なサポートに期待しています。

また、APIでのシステム連携やメールの到達状況をグラフなどで視覚的に確認できる機能など、実践的な機能が追加されるのは、 システム担当者としてとても助かります。運用負荷を軽減してくれる機能追加や拡充にも大いに期待しています。

― 本日は貴重なお話をありがとうございました。