よくあるご質問
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Gmailの「メール送信者のガイドライン」に関するFAQはこちらをご覧ください。
送信者認証について
Q: 送信ドメインに、親ドメインとサブドメインの2種類を利用する場合、DMARCレコードの設定は2つとも必要ですか?
上位ドメインに対して登録されたDMARCレコードは、その配下のサブドメインに自動的に継承されます。共通のDMARCポリシーで運用される場合、親(上位)ドメインへのみDMARCレコードを登録するのみで対応が完了します。
一方で、サブドメイン毎にDMARCポリシーを設定したい場合は、個別にサブドメインに対してDMARCレコードを登録することで、上位ドメインとは異なるポリシーの運用が可能です。
Q: DMARCレコード設定で生成されたレコード値に記載されている「rua」を変更した場合、レポートはどのように扱われますか
CMC DMARC Monitorの「DMARCレコード設定」で生成されたレコードから、レポートメールの受け取り先を指定するruaオプションの値を変更した場合、CMCにDMARCレポートメールが届きません。
そのため、CMC DMARC Monitorでレポートを表示・確認することはできなくなります。
Q: SPFレコードのエンベロープFromを書き換える設定で、「送信ドメイン設定」と「高度な設定」のいずれも設定をした場合、どちらの設定が適用されますか?
「送信ドメイン設定」に設定された、エンベロープFromを「書き換える」内容が適用されます。
他方で、「送信ドメイン設定」ではエンベロープFromを「書き換えない」が、「高度な設定」では「書き換える」となっている場合は、「高度な設定」で設定のエンベロープFromを「書き換える」内容が適用となります。
配信について
Q: 配信停止リストに記載されたアドレスは個別に削除できますか?
個別に削除可能です。詳細は以下を参照ください。
- 管理コンソール 設定:配信停止
- API
Transactional Email:Blocks/delete
Q: 配信優先度の高いメールを配信した際、配信優先度の低いメールの配送が止まることはありますか?
配信優先度の高いメールは、低いメールと比較して優先的に配信処理されます。優先度の高いメールの配信処理が完了しないと低いメールが配信されない、ということはありません。
Q: 「バウンスメールを送信元に転送する」設定で、バウンスメールの一部のみを転送することは可能ですか?
一部のみ転送することはできません。すべてのバウンスメールを転送する仕様となります。
Q: 配信停止となる条件のエラー回数を変更した場合、既に配信停止となったメールアドレスに再度配信されるようになりますか?
配信停止の条件設定を変更しても、配信停止となったメールアドレスが停止解除となることはありません。配信を再度可能とするためには、メールアドレスごとに配信停止の解除を行う必要があります。
Q: 特殊文字を文字化けせずに配信できますか?
文字コード「ISO-2022-JP」に準拠していない文字や記号を使用すると、文字化けが発生します。
- SMTP利用を前提とし特殊文字の文字化けを回避する場合、メールを生成する送信元システム側で「UTF-8」(8bit文字)にて本文を記述した後、「Base64」や「Quoted Printable」にてエンコードする必要があります。
- Customers Mail Cloudで「SMTP/メールリレー」を利用した送信の場合、Customers Mail Cloudではコンテンツの操作は行いません。送信元システムのメール生成の仕様をご確認ください。
ただし、受信者の利用するメールソフトなど受信環境によっては、上記の対処にかかわらず特殊文字の一部が表示できない場合がありますので、予めご了承ください。
- 参考記事:SMTPで送信するメールの形式
Q: 送信メールキューに長時間滞留する場合に利用できる機能はありますか?
管理コンソールの「配信ログ」や「配信グラフ」でメールの送信状況を確認することができます。
- レポート:配信ログ
- レポート:配信グラフ
配信ステータス deferral が存在する場合は、キューにメールが滞留しています。
Proプランご利用の場合、キューに滞留したメールを「強制送信」の機能を使って、即時に送信することも可能です。詳細は以下のマニュアルをご参照ください。
配信ログについて
Q: 配信ログを確認すると、「受信拒否」エラーの発生する率が高いです
特定の配信メールもしくは送信メールアドレスで受信拒否となる率が高い場合、下記の点についてご確認ください。
- 利用する送信メールアドレスについて、送信ドメイン認証(SPF, DKIM)がDNSサーバーへ正しく設定されているか
- 配信メールに利用するヘッダFromアドレスのドメインで、A/PTR/MX の各レコードがDNSサーバーへ正しく登録されているか
- 配信速度設定にて、メールの配信速度を緩和していないかどうか
- 直近の配信で、メール本文の内容や配信頻度に大きな変更を加えていないかどうか
- 特定の宛先メールアドレスで発生の場合、受信者側で受信拒否/ブロックなどを実施していないかどうか
Q: 配信のログの中で、succeededになった後、エラーログに表示されるメールがあります
Customers Mail Cloudから宛先サーバーへのメール配信が成功(succeeded)した後、宛先サーバーもしくは宛先から転送された先の受信サーバーからバウンスメールが返されるなどの場合に、配信成功とエラーのいずれのログも記録されることがあります。
Q: 配信ログに出力される「ステータス:Deferred」の原因は何でしょうか?
宛先サーバーにSMTP接続できない、または、SMTPの一時エラー(コード400番台)が応答された場合、送信サーバーは、一定期間を置いて、このメールを再送する制御を行っています。
メール送信で問題が起こり再送と判断した場合、配信ステータスに deferred を記録します。宛先サーバーに障害が発生し、長い時間メール送信に失敗する場合、同じメールで何度も再送 (deferred) が記録されることがあります。
Q: 保管期間を超えたログを取得、確認することはできますか?
ログの保管期間は下記の通りです。保管期間を超えたログは確認および取得することはできません。
- 配信ログ、エラーログ:40日間
- ログイン・操作ログ:90日間
各種ログを保管する必要がある場合、保存期間を過ぎる前に下記方法を利用して定期的にログファイルを取得・保管ください。
ダウンロード機能の利用
- 配信ログおよびエラーログについては、管理コンソール上の「ダウンロード」ボタンから取得が可能です。ボタンが表示されない場合、ダウンロード権限の付与をサポートセンターへご依頼ください。
API の利用
- Transactional Email API の Deliveries/download より取得します。
Webhook の利用
- event_type: deliveries にてイベント毎に取得します。
Q: 1つの契約の中で、送信元に応じてレポートを分けて運用できますか?
APIユーザーを使用してSMTP認証を用いて送信することで、APIユーザーごとに配信レポートを分けて確認することが可能です。
アカウント設定について
Q: 管理コンソールへのログイン時、パスワード入力を複数回間違えてアカウントがロックしました
デフォルト設定では、10回パスワードを誤入力するとアカウント(ログインID)がロックされます。
「グループ管理者」ユーザーの場合
アカウントをロックされた場合は、サポートセンターまで解除をご連絡ください。
「グループ管理者」以外のユーザーの場合
「グループ管理者」の操作によりアカウントのロック解除が可能です。管理コンソールログイン画面の「パスワードを忘れた場合」からパスワードをリセットします。
Q: ユーザーアカウントの登録数に上限はありますか?
APIユーザー含めて10ユーザーまでとなります。
Proプランをご契約の場合は、登録数の上限変更が可能です。サポートセンターまでご相談ください。
Q: グループ管理者の権限を移行することはできますか?
グループ管理者ユーザーの権限変更は、サポートセンターにて承ります。
権限変更の対象となるユーザーアカウントを添えて、管理コンソールのお問い合わせフォームより依頼ください。