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配信禁止時間帯

任意のメールヘッダを指定し、メール配信を禁止する時間帯を設定することができます。

キャンペーンメールなど夜間帯の着信が好ましくないメールを指定時間以外に送信しないよう制御することができます。

フィルタを確認する

  1. 管理コンソールにログインし、「サーバ構成」タブを表示します。

  2. サーバ構成一覧から設定変更を行いたいサーバ構成の名前をクリックします。

  3. 「サーバ設定」ダイアログが表示されます。「配信禁止時間帯設定」メニューをクリックします。

    配信禁止時間帯一覧

  4. 一覧に現在設定されているフィルタが表示されます。

フィルタを追加する

  1. 「追加」ボタンをクリックすると、新しいフィルタを追加することができます。

    配信禁止時間帯フィルタ(追加)

  2. ダイアログに以下項目が表示されます。

    項目 必須 説明
    フィルタ名 Yes このフィルタの名前を入力します。
    適用条件 Yes このフィルタの動作条件となるヘッダ名とヘッダ値を入力します。詳しくはフィルタを参照ください。「+」ボタンをクリックすると正規表現を追加することができます。いずれかにマッチした(ORである)場合にこのフィルタが適用されます。「-」ボタンをクリックすると追加した正規表現が削除されます。
    除外条件 Yes 適用条件に合致したメールからこのフィルタの適用を除外する条件を入力します。詳しくはフィルタを参照ください。「+」ボタンをクリックすると正規表現を追加することができます。いずれかにマッチした(ORである)場合にこのフィルタが適用されます。「-」ボタンをクリックすると追加した正規表現が削除されます。
    From/To Yes 配信禁止時間帯の開始時刻(From)と終了時刻(To)をHH:MMの形式で入力します。
  3. 「保存する」ボタンをクリックすると、設定が管理コンソールに保存されます。

メモ

From は禁止時間帯に含まれ、To は禁止時間帯に含まれません。

例えば、From = 10:00 / To = 11:00 と設定した場合、9:59:59まではメール送信ができ、10:00:00 から送信禁止となります。また、10:59:59 まで送信禁止となり、11:00:00 にはメール送信可能となります。

配信禁止時間帯制御

配信禁止時間帯は、「適用条件」「除外条件」「時間帯(From/To)」のパラメータで制御されます。

適用条件

適用条件は配信禁止時間帯を適用する条件を入力します。携帯キャリア向けメール配信に対して配信禁止時間帯を適用する場合、以下のように記述します。

ヘッダ名 ヘッダ値
To .+@docomo\.ne\.jp
To .+@disneymobile\.ne\.jp
To .+@ezweb\.ne\.jp
To .+@.+\.ezweb\.ne\.jp
To .+@au\.com
To .+@.+\.au\.com
To .+@softbank\.ne\.jp
To .+@[dhtckrnsq]\.vodafone\.ne\.jp
To .+@jp-[dhtckrnsq]\.ne\.jp
To .+@i\.softbank\.jp
To .+@disney\.ne\.jp

特定の条件を指定せず、全てのメールに対して配信禁止時間帯を適用する場合、以下のように記述します。

ヘッダ名 ヘッダ値
To .+@.+

除外条件

お問い合わせや資料請求への確認メールなど特定のメールのみ配信禁止時間帯を適用したくない場合、除外条件を定義します。

ヘッダ名 ヘッダ値
Subject .*お問い合わせ.* (件名に「お問い合わせ」を含む場合)
X-MailCategory 3 (アプリが付与した拡張ヘッダ X-MailCategory の値が3である場合)

メモ

除外条件に合致した場合、配信禁止時間帯は適用されません。

時間帯

午後10時から翌日午前8時までを配信禁止時間帯とする場合、From に 22:00, To に 8:00 を指定します。

22:00:00 ~ 07:59:59の間は、適用条件に合致するメールはメールキューに保留され、08:00:00以降に配送されます。

注意

配信禁止時間帯にメールリレー元サーバーから送信されたメールは、メールキューに保留します。

このため大量のメールを配信禁止時間帯にリレーした場合、ディスク容量が不足するなどの問題が発生する可能性があります。

フィルタを編集する

  1. フィルタ名をクリックすると、編集ダイアログが表示されます。

    配信優先度フィルタ(編集)

  2. 項目を編集した後、「保存する」ボタンをクリックします。

フィルタを削除する

  1. 一覧の「削除」ボタンをクリックすると確認ダイアログが表示されます。

  2. ログインアカウントのパスワードを入力し、「削除する」ボタンをクリックするとフィルタが削除されます。

設定を保存する

「保存する」ボタンをクリックする、または、他の設定画面に遷移(メニュークリック、次へボタンクリックなど)した時点で入力した設定は保存されます。

設定を反映する

保存した設定はメールサーバに反映をした時点で有効になります。

他の設定も含めた全ての設定を完了させて保存した後、メールサーバにこの設定を反映してください。