Inbound
Inbound Webhook は、受信したメールのヘッダおよびボディを解析し、エンドポイントにHTTPリクエストでこれを通知します。空メールやメールフォームなど受信したメールをシステムが処理するためのインターフェイスとして使用することができます。
API設定
Inbound Webhook を利用するには管理コンソールからAPIを設定する必要があります。
ユーザーガイド>API>Webhook を参照し、APIの設定を行ってください。
イベント
Inbound Webhookは、メールを受信した場合、以下のパラメータをエンドポイントにポストします。
パラメータ | 必須 | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
api_key | No | ASCII | 管理コンソールにてAPIキーの設定を行った場合、指定されたAPIキーを送信します。 |
server_composition | Yes | UTF-8 | このイベントが発生したサーバ構成の名前を送信します。 |
filter | Yes | UTF-8 | 管理コンソールのWebhook→インバウンドで設定した受信通知名を送信します。 |
headers | Yes | UTF-8 | 受信したメールのヘッダをJSONフォーマットで送信します。 |
text | No | UTF-8 | 受信したメールのテキストボディを送信します。 |
html | No | UTF-8 | 受信したメールのHTMLボディを送信します。 |
subject | Yes | UTF-8 | 受信したメールの件名を送信します。 |
envelope-from | Yes | ASCII | 受信したメールのエンベローブFromを送信します。 |
envelope-to | Yes | ASCII | 受信したメールのエンベロープToを送信します。 |
attachments | Yes | INTEGER | 受信したメールの添付ファイルの数を送信します。添付ファイルが存在しない場合、0です。 |
attachmentN | No | BINARY | 受信したメールにファイルが添付されている場合、添付ファイルをファイルアップロード形式で送信します。パラメータ名 attachment の N は、添付ファイルのシーケンス番号です。シーケンス番号は1から始まり attachmens で終わります。 |
headers
headers パラメータのJSONフォーマットは、プロパティに name と value を持つオブジェクトのリストです。メールヘッダとその値をマッピングします。
[
{
"name" : "return-path",
"value" : "bounce@hennge.com"
},
{
"name" : "To",
"value" : "receiver@hennge.com"
},
{
"name" : "From",
"value" : "sender@hennge.com"
}
]
プロパティ | 説明 |
---|---|
name | メールヘッダの名前 |
value | メールヘッダの値 |